東芝産業用コンピュータとはどんなFAパソコンなの?

各モデル相違点

サーバモデル クライアントモデル FAB 汎用PC
供給期間
5年

5年

2年

半年~1年
保守対応
期間

製造中止後
7年間

製造中止後
7年間

製品出荷後
5年間

製造中止後
3~5年間
メンテナンス性
部品交換
動作温度環境
5~40℃

5~40℃

10~35℃

10~35℃
出荷試験
全数出荷試験

全数出荷試験
 
ロット
抜き取り
検査
本体監視(RAS)
機能

多機能

多機能

なし

なし
コスト

FAパソコンにするメリットは?


FAパソコンは、重要な設備の制御装置や製造現場などの長時間稼働で止めることが出来ないシステムなどに最適なパソコンです。

自動車で大きな荷物を運ぶ場合に例えると、「FAパソコン」は「トラック」に相当し、「民生用パソコン」は「軽自動車」に相当すると考えられます。なぜなら、どちらの自動車でも荷物を運ぶことは出来ます。しかしトラックの方が、大きな荷物を運ぶという用途に適していることは一目瞭然です。



同じように重要なシステムに使用するパソコンの場合、どちらのパソコンでもアプリケーションは動作できますが、故障・トラブル時のことを考えたらFAパソコンが適していると言えます。
同じような機能でも「用途」に適した正しいものを選択する必要があります。


民生用のパソコンは長時間連続稼働を前提に作られていないため故障の可能性は高くなる傾向にあり、また故障時に修理するにも部品が生産終了しているなどの問題もあります。
その点、FAパソコンは故障の可能性も低く、修理部品も長期において確保された安心の長期間保守対応パソコンです。


24時間連続稼動を支える技術と品質

東芝FAパソコンは、部品に関して特にこだわりが強く、24時間連続稼動を前提として、国産の高信頼・長寿命部品を採用し、余裕を持たせたハードウェア設計になっています。


また、部品レベルでの単品試験を行ったうえで、お客様出荷構成での機能試験、製品仕様を十分満たす温度試験をロット抜きではなく全出荷品で行い、高品質を保っています。


そして、部品はFA仕様なので民生用パソコンからの部品流用もありません。
最近ではFAという言葉の幅が広がり、低価格帯のFAパソコンもでているようですが品質もそれなりのものになっていると思われます。

製品の長期間供給

東芝FAパソコンは製品のリリース後、最大5年間の長期安定供給です。
モデルチェンジが少ないため継続的な装置の組み込みや、段階的なシステム増設も安心して行えます。

より安心の保守サービスをご提供


東芝製産業用パソコンは生産終了後7年間のメンテナンスが可能です。
また、3年延長オプション(ロングライフ対応オプション)をご購入いただくことにより「供給期間5年、保守対応期間7年、3年延長」となり、最大で15年の保守サービスを受けることができます。


※ 供給期間・保守期間は機種によって異なります。

※ 長期供給・長期保守を維持するため、使用部品は同等性能の部品に変更する場合があります。





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